学生がお金を借りる方法

大学生の就職内定率が上がっているとはいえ、現役学生の生活はなかなか厳しいものがあるのではないでしょうか。

備えはおろか急な出費もキツイもの。とはいえ、大学、専門学校生ともなれば友人からの誘いや研修旅行、レポート作成に必要なパソコンなど何かと物入りなのも事実。

そうそう親に頼ることもできない年齢ともなれば、自分で何とかするしかないですよね。ここでは、そんな学生の皆さんがお金を借りられる場所についてレポートしました。

学生がお金を借りることが出来る場所は?

まず、借りられる場所について。

  • カードキャッシング
  • 金融会社
  • 学生ローン

などが挙げられます。それぞれに審査が必要ですし、何よりも利子や支払期限も。特に利子はそれぞれの会社で10%前後も違ってきます。そこでお金が必要な時にまず相談したい人を以下に挙げておきます。

  • 親戚
  • 友人
  • 学校の先輩

親や親戚などでしたら無利子で貸してくれるでしょうし、友人や先輩も状況次第では貸してくれます。また、友人、先輩などの良い所は知恵を貸してくれる点でしょう。

授業に必要なものや研修旅行の費用などでしたら、待ってくれることもあるでしょう。また、レポート作成に必要なパソコンでしたら、中古を安く譲ってくれたり安く買える場所を教えてくれたり。まずは人間関係に頼ることから始める事をお勧めします。

学生がお金を借りるために必要なモノ

民間の金融機関(キャッシングなど)でしたら、身分証明書と定収入の証明書だけでキャッシング即日可能です。定収入はアルバイトで十分。

給料明細の提示を求められる所もあります。あと、もう1つ気を付けたいのが電話による在籍確認。これは、本当に申請したバイト先に在籍しているかを電話で確認するというもの。

最もこの電話は、個人名で掛かってくる所がほとんどなため、周囲の人に借金を知られずに済みます。しかし、会社によっては金融機関名で電話がかかってくる場合もあります。周囲に借金を知られたくない場合、事前に調べておきましょう。

親、親戚などの人間関係を頼る場合は、何よりも信用です。

  • 何に使うお金なのか
  • いつまでに返せるのか

(アルバイトなどで月○万円の収入があり、生活費を引いた○円ずつなら毎月返せる・・・などの具体的な例を示しましょう)

学生がお金を借りるメリット、デメリット

メリット

学生という収入が不安定な立場でお金を借りることのメリットとは実はほとんどありません。しいて言うならば若さでしょう。

若いうちでしたら多少無理して働くこともできるでしょう。学生ですと長期休みもあります。そういう時期にまとめてアルバイトなどをして、お金を貯めて返済することも可能です。

また、若いうちにお金の大切さやキャッシングの金利が会社によってどれくらい違うかなどを学ぶという点は、大きいかと思います。

デメリット

借金というのは、基本的にデメリットな事です。民間の金融会社では程度の差こそあれ、必ず利子がかかります。

借りやすいからといって、安易にカードキャッシングに走らないように気を付けましょう。利子が膨らみ返すために他社からまた借りる・・・という最悪の事態になりかねません。

また、中にはクレジットカードの現金化に手を出す人もいますがこれは違法です。社会人としての一生の信用を失入りかねないトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

親や親戚から借りられればいいのですが、中には頼れる人がいないケースもあるかもしれません。
そうでなくとも、言い出しにくい事かと思います。

友達に借りて返済が遅れると友人たちの間からの信用を失い、せっかくのキャンパスライフが台無しになる恐れも。

『お金を借りる』という事はそれほどまでに大きなリスクを背負っているのだという事をしっかり認識する必要があります。

お金を借りるのにおすすめの学生

借金のデメリットについて多くを語りましたが、それでもどうしても必要なお金というものがあると思います。お金を借りるのにお勧めの学生とは、次のような特徴のある人と言えるでしょう。

お金の大切さを分かっている

基本的にお金は自分で働いて得るものだという認識があるという意味です。お金に困った時に、借金するにしても『必ず返さないと社会的な信用を失ってしまう』という危機感を持つことができます。

自分のお金の収支を把握している

例えば一人暮らしの学生だとして。
仕送りが○万円。アルバイトが○万円。合計で一か月の収入が○○万円。毎月の固定費(家賃、光熱費、通信費、交通費など)の他、食費は月平均で○万円。その他、交際費、書籍代など、各項目の出費が月平均でどれくらいかを把握できる人なら借金をしてもキチンと返してゆけるでしょう。こういうタイプは、借金を返すために無駄な出費を抑える事やアルバイトを増やすこともできるタイプです。

借りる目的がきちんとしている

ゼミの研修費用が必要。
レポート作成に必要なパソコンが壊れてしまった。
スマホを水没させてしまった。
どうしても学生のうちに語学留学をしておきたい。

など、はっきりとした理由がある人は借金をしても問題ないでしょう。怖いのはもっとあいまいな理由の借金。これについては、後程述べます。

お金を借りるのをお勧めできない学生

では逆に、お金を借りてはいけないタイプの学生とはどんな人でしょうか。次に一つでも当てはまる人は、絶対に借金をしてはいけません。

人の誘いを断れない、孤独に耐えられない

飲み会、コンパ、女子会・・・大学生ともなれば、さまざまな『付き合い』も出てくるもの。それもゼミやサークル、バイト仲間など人間関係も広がる分、誘いも多いでしょう。

しかし、全部の誘いに応じる必要はあるでしょうか?たまの気晴らしに仲間たちとわいわいやるのは悪くありません。

しかし、お金の足りない時にまで応じる事はないはずです。人の誘いを断れないというのは、実は孤独が怖いというタイプ。しかし、ずるずると内容のない遊びにばかり関わっていると金欠になるのは必須。

キャッシングを繰り返すうちに大きな借金を作ってしまうタイプの一つです。同様に、『友達も持っているから』と高価なバックやアクセサリーなどを買ってしまう人も要注意です。本当に必要なものか見極めてからお金を出す癖を付けましょう。

借金には利息が付くという意識がない

最近は学生への融資もずいぶんとハードルが低くなってきました。それだけに、キャッシングローンなどを第二の財布のようにとらえてしまう人がいます。しかし、当たり前ですが借金には利子が付きもの。借りずに支出を減らせないか、収入を増やせないかと考えるクセが無い人は一度立ち止まって考える癖を。

クレジットカードにはまってしまう

クレジットカードを魔法のカードのように感じてしまう人もいるようです。『お財布から現金が減らずに買い物が出来る』という事に舞い上がってしまいます。翌月にはその買い物分が自分の口座から引き落とされるのだという事をしっかりと認識しましょう。

また、中には『いくら買っても毎月定額払い』という謳い文句につられてリボ払いを利用する人もいます。しかし、リボ払いは非常に高い金利が付くもの。どんなものでもそうですが『楽して得する』ものなどありません。クレジットカードを利用するときは、分割払いの金利や年会費の事前確認を。また、万一盗難にあった時の保障についてもきちんと把握してから使うくらいの気持ちが必要です。

『何となくお金が足りなくなってしまう』

これは収入と支出が把握できていないケースです。毎月の収入に対して、固定費がいくらかきちんと把握できていますか?収入から固定費を引いた金額が被服費や交際費となります。こういったものを把握せずにずるずるとあるお金を全部使ってしまうタイプは、一度借金をしてしまうと泥沼に陥ってしまいます。

ギャンブル好き

大学生くらいですと、せいぜいパチンコでしょう。しかし一度勝って大金が手に入ってしまうと、その快感が病みつきになり辞められなくなって借金をしてしまう例が数多くあります。また、パチンコ店側も、見るからに初めてという客には勝たせるのです。初めてのパチンコで勝つことで快感を覚えさせて、常連客にしようとします。もし友人に誘われて初めていったパチンコなどで勝っても、冷静でいられますか?急に大金が入ってきても舞い上がらずにいられますか?自信のない人は、ギャンブルには手を出さないようにしておきましょう。

学生の借金の怖いケース紹介

あくまでも仮定の話ですが、現実に次に紹介するようなケースがあるようです。男子大学生。クレジットカードで買い物をする自分をカッコいいと思ってしまう。また、財布から現金が減らずに買い物が出来る事で、魔法のカードを持ったような気持に。

だんだんと気持ちが大きくなり、限度額の高いカードを作ってしまった。カードの限度額が、自分の貯金のような感覚に陥り、際限なく買い物をしてしまう。すぐに返済に困るようになり、次はリボ払いで高価なものを買っては売るという自転車操業に。

当然、数カ月で立ち行かなくなり、今度は学生ローンから消費者金融で借金を重ねてしまう。気が付くと100万円を軽く超える額になっていた。借金を返すためにアルバイトに明け暮れる日々。単位を落としてしまい、留年してしまう。

女子大学生。大学でできた友人に実家が裕福な人がおり、ブランドバックをたくさん持っていた。何となく持っていない自分が恥ずかしいような気がして、自分もブランドバックを買う事に。最初はアルバイトしていたお金で買ったが、それでは数カ月バイトしても一つがやっと。

また、その友人とで歩くと非常に高級なお店での食事に誘われる。お金が無いと言う事が出来ずに付き合っていくうちに、食費などの生活費を使ってしまう。クレジットカードを複数作り、ローンやキャッシングを繰り返すうちに借金が膨らむ。水商売のバイトを始めてしまい、昼夜逆転の生活。なし崩しに大学を中退して水商売の世界に入ってしまう。

これらはあくまで架空の話ですが、実話をもとに書いています。大学生というのは、自由になる時間やお金が増え、交際範囲が広がる時期。その期間を上手に使えば人格形成に良い時期なのですが、中には周囲に流されたり、見栄のために借金をしたりしてしまう例も。

最悪、留年や中退という人も珍しくありません。また、そこまでではなくとも資格取得などの時間を取ることが出来ず、大学入学時に目指していた職業につけなかったりする人は多いものです。お金の使い方をしっかり勉強しましょう。

学生がお金を借りるのにおすすめの金融機関

金融機関からお金を借りる際、一番に気を付けたいのが金利です。その次が、会社の信頼度。ではその両方を満たす会社はどんな会社でしょうか。

銀行のキャッシング

年利5%前後からがほとんど。もっとも、銀行によって非常に差があります。また、借りる額や借りる期間によっては同じ銀行でも10%近い差が。

金利の安い銀行3種。

商品名 金利
ソニー銀行 年2.5%~13.8%
みずほ銀行(エグゼブティブプラン) 年3.0%~7.0%
オリックス銀行カードローン 年3.0%~17.6%

民間のローン会社

すぐに返せる当てがあるのでしたら、金融会社での一定期間利子無料というサービスを利用するのも手です。また、民間のローン会社も会社によっては金利の安い所があります。
金利の安い会社3種。

商品名 金利
新生銀行カードローンレイク 年4.5%~18.0%5万円までなら一定期間無利息
プロミス 年4.5%~17.8%30日間無利息
アイフル 年4.5%~18.0%30日間無利息

質屋を利用してみる

また今時?と思われるかもしれませんが、質屋という選択もあります。これは、質草(担保になる物)を質屋に持って行き、それを置いて行く代わりにお金を借ります。この時、いつまで保管しておくかという期間の約束があります。

その期間内にお金を持ってゆくと質草を返してもらえます。間に合わないと、その質草は質屋さんの物に。質流れ品として売られます。最近では質屋自体をほとんど見かけませんが、それでも大きな街なら一つくらいはあるもの。

ネットに載っている場合は少ないので、電話帳で探すのが良いでしょう。質草になりそうなものがあるようでしたら、リスクの少ない、いい方法だと思います。

学生がお金を借りるのに危険な借入先

まず、絶対に手を出していけない借入先から。電柱などに簡易な『融資』の看板が出ている所。名前も聞いたことのないような金融会社。何よりも、連絡先が携帯電話である場所。どんなに困っても、絶対に連絡してはいけません。

こういう場所は 『ちょっと話を聞こう』 『金利だけ確認しよう』 などという理屈は通用しません。電話をしたが最後、家まで押しかけられ、一方的にお金をおいて行かれます。断るという選択肢はありません。断ろうものなら、『こっちだって交通費や時間をかけて来てやったんだ』などの言葉で脅されます。

そして借り入れの一割という高額な手数料とさらに法外な高額利子が。一万円を一年借りると一千万円になってしまうケースさえあります。また何とか返し終えても、絞り取れそうな相手からは様々な理由を付けて訪ねてくるケースも。弁護士や警察の介入もむなしく老夫婦が自殺してしまった事件が起こったほど。絶対に手を出さないようにしましょう。

また、危険な借入先というのとは違いますが。借金を返すために、違う会社から借金をするというのはやはり避けたいパターンです。まず、借りる前に返済予定を立てる。これが借金の基本です。

親に相談する

親からの借金が望めなくとも、借金をするときに親に相談することをお勧めします。広告媒体では『親にばれずに借りられる!』 の文字が躍っています。しかし、まだ社会経験の浅い学生。
親に内緒で借金というのはお勧めできません。

『○○に○万円必要。そのためにキャッシングを考えている』その一言でいいのです。金利計算などを一緒に考えても暮れるでしょう。また、親に知られているという緊張感から、ずるずると借金を重ねてしまう危険を防ぐことができます。

学生がお金を借りる方法まとめ

いかがでしたか?何かとお金のかかる学生時代。しかも不景気で、親御さんからの仕送りもあまり当てにできない人もいるかもしれません。

そんな中、急な出費があったら。まずは本当に必要な出費なのか、我慢できる事ではないのかなどを吟味してみましょう。

また、クレジットカード、リボ払い、キャッシング、ローン、金融会社などの仕組みやそれぞれの金利などを事前に調べる事が大切です。

せっかくのキャンパスライフを借金の心配で終わりたくはないですよね。
お金を上手に使えるようになって、社会に羽ばたいて行ける準備をして欲しいと願っています。